審美歯科治療(被せ物)
審美歯科治療とは「歯の機能を回復させる」「歯を美しく健康的にする」ことで自信を回復させることです。
私達歯科界の中で、審美歯科治療は全ての歯科治療の中で、最も皆さんの考えが反映される治療だと言われています。
「どのような歯にしたいのか」「今の自分の歯のどの部分が嫌なのか」などを一緒に考え、皆さんの要求と、私達歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の4つのパートからの意見が調和したときにこそ、最高の治療を提供できるのだと感じています。
歯は一生の宝物です。
私達と一緒に貴方の最高のスマイルデザインをプランニングしましょう。
セラミック(被せ物)治療一覧
オールセラミック
冠全体がセラミック(陶器)でできている差し歯のことを言います。金属アレルギーを持った方には特に有効です。
また、金属を一切使わないため、今ある材料の中では一番綺麗な差し歯と言えます。
長所
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- 見た目がよい。
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- 変色しにくい。
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- 表面が滑らかなので汚れがつきにくい。
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- 金属を一切使わないので、金属アレルギーの人にも使用可能。
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- 光を透過し、本来の歯の色を再現しやすい。
短所
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- 歯を削る量が比較的多い。
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- セラミックの種類が豊富なため、術者にどのような時にどのセラミックを使用するかを判断する知識が必要。
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- 操作が複雑なため、他のものより若干回数や時間がかかる。
ラミネートベニア
歯の表面を薄く(0.5~1.0mm程度)削って、薄いセラミックのシートを貼り、歯を白くしたり、大きさや形を綺麗に整えたりすることができます。
長所
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- 歯を削る量が少ないため、神経をとる必要がない。
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- 色、形ともに綺麗に作成できる。
短所
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- やわらかいため、時間が経つと多少の劣化や変色が起こる。
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- 歯のエナメル質と歯がある程度残っていないと施術できないことがある。
ハイブリッドセラミック
ハイブリットとは、セラミックに微量の硬質レジンを加えた複合材料により作製した被せ物で、一度金属の内冠を入れその周囲にハイブリットを貼り付ける場合と、全く金属を使わずにハイブリットだけで最後まで作製していく場合があります。
長所
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- セラミックよりもやわらかく、周囲の歯にダメージを与えにくい。
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- 色合いは自然な歯の色にかなり近づく。
短所
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- やわらかいため、時間が経つと多少の劣化や変色が起こる。
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- 経年的にすり減っていく可能性がある。